人との競争・自分との競争 @城陽市寺田にある個別指導塾 勉楽個別
みなさん、こんにちは。
京都府城陽市寺田にある個別指導勉楽個別です。
本日もブログを読んでくださりありがとうございます。
夏期講習は、出勤が11時前で退出が0時頃になります。
私も体調管理をしっかりとして、子ども達に負けないようにしないといけません。
そして、ここ数年感じていたことですが、特に今年痛感していることについて書きたいと思います。
人との競争
私が子供の頃は、子供の人数も約180万人で現在の中学3年生は約120万人です。
昨年は、80万人を切ったことがニュースになっていましたよね。
昔は「〇〇君に負けないように」と普通に言われました。
しかし、現在はそんなことを言うと「モラハラ」や個性を尊重していないとなります。
また、それが「当たり前」になっていることで「競争や全力で努力すること」が少なくなっています。
別に「競争すること」を推奨しているのではありません。
「本気で頑張るべき時」に頑張り方もその体力・気力も見についていない子供たちが本当に多くなったと思うのです。
例えば、現在実施中の中学3年生の英単語チェックテストです。
当初は、「一日一回分の受験」ではなく、「子供たちが出来る範囲」で期間中に終了するようにしていました。
そうすると、「自分が一番最初に終わらせる」とばかりに「一日三回四回の受験」をしていた生徒もいました。
また、「一日複数回受験」が当たり前でした。
しかも、現在と同じように習い事や取り組むべきことはありました。
しかし、最近は「一日一回受験」でも色々な「マイナスの声」が聞こえてきます。
自分との競争
人との競争が良くないのであれば、「自分との競争」と考えても良いと思います。
ちょっと伝わりにくいかもしれませんが、「昨日までの自分との競争」です。
毎日少しずつでも成長し、昨日の自分に勝つことを積み重ねるのです。
お受験や中学受験をする子供たちは、これプラス「ライバル(人)との競争」もしています。
そう考えると、ここでも「二極化」「格差」が生じてしまっています。
行動するものには与えられ、行動しないものは置いて行かれる。
そして、それが社会に出た時に「大きな格差」になっているのです。
そう考えると、高校入学時、大学入学時、社会人1年目は「同じスタートラインではない」ということになります。
そして、子供たちがそうならない為の施策や取り組みを仕掛ける必要が「大人の責任」だと思うのです。
そして、中学3年生が取り組む「英単語チェックテスト」はそれらを意識した内容にしているのです。
先日、とある方のfbの記事に「人間力を高めること」についてコメントをしました。
その時に、「そういう授業があると良いですね」と返信がありました。
実は、それが「英単語チェックテスト」なのです。
単に、英単語の知識を増やすだけではありません。
計画性、実行力、完遂力、修正力、各種方法の身に付け方。
そして、何よりも私との交渉のやり取りの中で身に付ける「交渉力と対応力」。
これらは、社会人として仕事をする上で「欠かすことが出来ない力」です。
中学3年生の「子供たち」には大変だと思います。
しかし、それにチャレンジし続けることで見えること、出来ることがあるはずです。
是非、諦めずに最後まで完走して欲しいと心から願っています。